推奨プレイ人数:3人以上
このゲームは、開示フェーズ・検証フェーズ・再審フェーズの3つのフェーズをプレイヤー毎に繰り返して手札を増やしていくゲームです。
同じ衣装のカードを10枚全て手札にしたプレイヤーか、同じ衣装のカードを10枚全て手札にしたプレイヤーが現れる前に場にカードがなくなった時点で手札の枚数が一番多いプレイヤーの勝利となります。
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カードをよくシャッフルして裏向きにした状態で、全プレイヤーの中央(場)に並べます。
【開示フェーズ】
最初のプレイヤーは2枚カードを選び、その場でカードをめくります。そのターン、カードをめくったプレイヤーをメインプレイヤーと呼びます。
メインプレイヤーは絵柄が揃ったと思ったら、場から自分の目の前にカードを2枚表向きに移動させ、5秒間その状態でキープします。
絵柄が揃っていないと思うプレイヤーは「JUDdGE!」とコールしてください。「JUDdGE!」とコールをするためには、手札を1枚担保にする必要があります。担保とするカードは自分の目の前に裏向きで置きます。その後、検証フェーズに移ります。
「JUDdGE!」とコールしたプレイヤーがいなかった場合は、2枚のカードを手札に加え次のプレイヤーのターンに移ります。
【検証フェーズ】
「JUDdGE!」とコールしたプレイヤーがいた場合、検証フェーズに移ります。
検証フェーズでは、全てのプレイヤーは絵柄が揃っているかどうか検証することができます。
検証の持ち時間は一人15秒。時計回りに全てのプレイヤーに選んだ2枚のカードを回してください。全てのプレイヤーがカードを確認した後、判定を行います。
判定はメインプレイヤーを含めて行います。
絵柄が揃っていないと判断したプレイヤーが過半数以上となった場合、かつ後述の再審フェーズに移らない場合、メインプレイヤーは、そのターンで選んだカードと手札を全て場に戻します。場にカードを戻す際は、メインプレイヤーは目を瞑り、それ以外のプレイヤーが相談して裏向きに並べ直してください。
「JUDdGE!」とコールしたプレイヤーは担保のカードを手札に戻し、次の自分のターンに2度カードを2枚めくることが許されます。
以上の処理が完了したら、次のプレイヤーのターンに移ります。
絵柄が揃っていると判断したプレイヤーが過半数以上となった場合、メインプレイヤーは選んだカードを手札に加えます。「JUDdGE!」とコールしたプレイヤーは担保のカードを場の任意の場所に裏向きで戻し、次のプレイヤーのターンに移ります。
【再審フェーズ】
メインプレイヤーが検証結果に納得がいかなかった場合、再審フェーズに移ることができます。
絵柄が揃っていないと判断したプレイヤーを指差し、「異議あり!」とコールしてください。
再度、全てのプレイヤーがカードをよく確認してください。
手持ちのカードを証拠として示すことも可能です。
再度判定を行い、絵柄が揃っていないと判断したプレイヤーが過半数以上となった場合、メインプレイヤーは、そのターンで選んだカードと手札を全て場に戻します。場にカードを戻す際は、メインプレイヤーは目を瞑り、それ以外のプレイヤーが相談して裏向きに並べ直してください。メインプレイヤーはそのゲームの終了時まで二度と自身のターンに再審フェーズに移ることはできません。
「JUDdGE!」とコールしたプレイヤーは担保のカードを手札に戻し、次の自分のターンに2度カードを2枚めくることが許されます。
以上の処理が完了したら、次のプレイヤーのターンに移ります。
絵柄が揃っていないと判断したプレイヤーが過半数に至らなかった場合、メインプレイヤーは選んだカードを手札に加えます。「JUDdGE!」とコールしたプレイヤーは担保のカードを場の任意の場所に裏向きで戻し、次のプレイヤーのターンに移ります。
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手札をいくら持ってても油断は禁物だ。
「全てじゃないにしろ、これがだいたい」向理来 著
信義則が建前でしかないこの世の中で、いくら正しいことを言おうとも裁かれれば全てを失うのだから。
憎しみ以外の全てを。